お疲れ様です!!
防衛大学校、通称「防大」OBのSORAです
今回は防大のカッター競技会について紹介します!
防大生がよく使うワード等も織り交ぜながら独特の雰囲気を感じ取ってもらえたらと思います!
カッターとは
カッター(短艇)は12人で漕ぐボートのことです。
防衛大学校の裏門から歩いて5分ほどのところにある「ポンド」と呼ばれる場所にあります。
右舷、左舷に6人ずつ対になるように座り、艇指揮と呼ばれる人の号令に合わせて約3mほどのオールを全身使って力一杯漕ぎます。
防大のカッター競技会では2学年を対象として、洋上2000mのタイムを競います。
平均的に13~14分、早い艇だと12分でゴールしますが、12分も漕ぎ続けていれば握力は無くなり体中が悲鳴を上げます。ほんまにキツいです。笑
早いタイムを出すためには全員の櫂(オール)の動きをしっかり合わせて全員がサボることなく力の限り漕ぎ続ける必要があります。最後まで全力で漕ぎきれるようにいかに最小限の力で最大限の力を発揮できるかも大事です。
カッター競技会本番までにはカッター期間と呼ばれる地獄の練習期間が設けられ、クルー(漕手)は死ぬほど練習します。クルー長を初めとするスタッフと呼ばれる3.4学年が鬼のような目つきで厳しく指導します。
そんなこんなで、1ヶ月も漕ぎ続ければ手の皮もお尻の皮もむけ心身ともにボロボロになることは想像に難くないでしょう、、
防衛大学校 短艇委員会
そんなカッターのスペシャリスト軍団が「短艇委員会」です。
防衛大学校の数ある校友会(部活)のなかでも飛び抜けて厳しく所属していると尊敬すらされる最強の集団です。
普通の防大生は一ヶ月間死ぬ気でカッター期間を乗り越えますが、彼らは4年間カッター期間です。
全国大会も自分の在学中に3連覇していました!!本当にストイックでお化けフィジカル軍団です笑
まとめ
今回はカッター訓練について紹介しました!
この記事が新入生等の参考になれば幸いです😊