ネパール 海外生活

日本とは大違い!!ネパールのリアルな学校事情

ナマステー!初めまして!

ネパールの学校で日本語教師(ボランティア)をしているSORAです!

現在ネパールに渡航してきて約一ヶ月、のんびりとしたネパール生活を楽しんでいます😄

こちらの人たちの生活や文化をみんなに知ってもらいたいと思いブログに綴っています。

今回は私が実際にネパールの学校で教師をしていて体験したことを紹介します!

ネパールの教育制度

日本では義務教育として小学校へ6年間、中学校へ3年行きますよね。

その後高校へ3年間、大学で4年間、その後は大学院に行ったり就職したりetc...

ですが、ネパールは全く違います。

ネパールでは約6歳から1年生として学校に入学、そのまま同じ学校で10年生まで通います!

そして10年生の最後にSEEという進路を決める非常に重要な試験があります。(日本のセンター試験のようなものですね)

この成績によってどこの大学に行くか決めたり就職を決めたりするようです。

私立と公立の違い

日本だと私立はお金持ち、公立は庶民的なイメージがありますよね。

私立のキャンパスはとっても綺麗だったり、設備が充実してたり、先生の給料も良かったり、、、

ですが、ネパールでは一概にそうとはいえません。

私立

私立の校舎

これは私立の学校の校舎です。外装は民家とほぼ変わらず、街の中に溶け込んでいるのでぱっと見では学校とは気づけません。教室は日本でいうちょっと広めの一人部屋くらいしかなく結構狭いです。

別の私立の校舎

ここは高い教育費が払えない家のための私立学校だそうです。この学校は先生の数が足りておらず授業時間だけど授業がないクラスが多々あります。写真の通り校舎は竹や木でできており教室と言ってもほぼ野外です。

公立

公立の校舎

公立の印象は、「日本とほぼ変わらない」

私立、公立ともにネパールには部活動が無いのでグラウンド等はありませんが、写真の通り圧倒的に校舎がしっかりしています。また学校内も非常に掃除が行き届いていて校長室には敷地内全部が見える監視カメラまで付いていました、、、(゚Д゚)

どちらの先生にも話を聞いたところ、

  • 公立は政府の支援があるため校舎も綺麗で教育のためのお金に困らない
  • 公立の教員は給料もいい
  • 公立の教員になるためには厳しい試験に通る必要があるが、私立の教員は誰でもなれる
  • 私立は教員の給料や教材費など全てを自分たちでまかなうため運営が厳しい
  • しかし教育のレベルは私立の方が高い(゚д゚)

とのことでした。

まとめ

僕が日本語を教えていて感じたことは

  • 私立の子供たちはとにかく元気!
  • みんな日本大好きで熱心に勉強してくれる
  • コミュニケーションは英語。5,6年生くらいになるとみんなネパール語と英語のバイリンガル。(中にはネワリ語、タマン語などのネパール語の中でも違う種類の言葉を話せる子も!!)
  • 公立はカリキュラムが厳正に決まっていてボランティアの受け入れに積極的ではなかった、、、(生徒も日本に興味がなさそうだった😇)
  • 教師のほとんどは女性
  • 教育レベル(英語はペラペラだし数学も日本と変わらない印象)は低くないはず。どうやったら開発途上国と言われなくなるのか。

生徒はみんな日本に興味津々でたくさん話しかけてくれるので本当に毎日楽しいです笑

まだまだ4ヶ月、滞在する予定なのでもっともっとネパールのことを知っていきたいと思います!

この記事でみなさんがネパールに興味を持ってくれたら幸いです。

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